あまりアルバイトの経験がない場合は履歴書の作成過程において、様々なところで迷う人が多いようです。以前の記事「履歴書の書き方について」でも説明しましたがもう少し詳しく見ていきましょう。
まず、履歴書の作成を手書きで行うのか、パソコンで行うのかという問題があります。まあ、迷っているようだったら手書きのほうが安全といえでそうです。パソコンで作成することを指定されていない限りは、手書きで書いたからといって落とされるようなことはないでしょう。ただ、逆に場合は落とされることが絶対ないともいえないので注意が必要です。
また、証明写真の服装をどうすればよいか迷う人も多いようです。私服にすべきかスーツにすべきかというところですね。これも「手書きかパソコンか」と同様の考え方で迷うぐらいならスーツにしておけば無難といえるでしょう。
履歴書の書き方というのは、新卒採用であってもアルバイト採用であっても基本的な部分に変わりはありません。履歴書の書き方などの書籍で基本的な部分をしっかりと守るようにすれば、大きなマイナスになることはないでしょう。
正社員であれ、アルバイトであれ、通常は給料は決められた日に銀行振り込みされるというケースがほとんどだと思います。そんな中で、仕事が終わったその日に給料が支払われる形式があります。即日払いのバイトと呼ばれる形です。
即日払いの仕事の場合は銀行振り込みではなく、現金を手渡しで行われます。銀行振り込みに慣れてしまった人にとっては少し戸惑いもあるかもしれません。受取の際には印鑑が必要となるので事前に準備しておく必要があります。まあ、このあたりのことは説明があるでしょう。
こうした即日払いの求人自体は決して多くなく、探し始めてもすぐには見つからないかもしれません。また、見つかったとしてもその日だけで仕事が終わり、という形が多いため、探すのに時間がかかり過ぎると割に合わないと感じるでしょう。
即日払いのバイトを複数こなして安定して稼ぐというのは中々難しいのではないかと思います。あくまでちょっと時間が空いているときにやってみるという感覚で始めるのがいいでしょう。基本的には未経験者でも出来る仕事内容ばかりです。
事務の仕事というと、電話対応や書類作成といった業務をイメージする人が多いかもしれませんが、実際には勤める企業や事務所によって、その仕事内容は大きく異なります。
一般企業の事務であれば、冒頭で挙げたような電話対応や書類作成、伝票整理といった仕事が中心となるでしょう。ExcelやWordなどの基本的なパソコン操作は出来る必要がありますが、他に必要とするスキルはありません。
一方、前回取り上げたような税理士事務所の事務の場合は、電話対応や書類作成といった事務作業は当然ですが、その他にも経理に関わる業務が増えてきます。税理士事務所で事務の仕事をするのであれば、経理や簿記に関する知識も必要となってくるでしょう。簿記２級程度は欲しいところです。
この他、不動産事務の仕事であれば、ある程度不動産に関わる知識が必要となってきます。事務の仕事の場合は未経験者ＯＫとして募集していることが多いのですが、実際にはその事務所の取り扱っている業務に関する知識は最低限持っていた方がいいでしょう。
税理士事務所や会計事務所において、事務スタッフのアルバイトを募集していることがあります。通常、アルバイトスタッフを募集している場合は、補助的な業務が中心となるので、税理士や会計士の免許を持っている必要はありません。
税理士事務所のアルバイトは仕事がハードであるケースが多いようです。お金を扱う業務ですので、常に緊張感を持って仕事に臨む必要がありますし、その割に給与は低めに設定されていることも珍しくありません。
というのも税理士事務所などでアルバイトをやろうと思っている人のほとんどは、将来税理士や会計士になろうと思っている人であり、勉強のためにバイトを始めるという人が圧倒的におおいためです。そのため、ある程度待遇が悪くても人が集まりやすいという傾向があります。
規模の大きさによって、税理士事務所にも様々なタイプがありますが、通常は一人もしくは数名の税理士と数名のアルバイトスタッフという形で構成されているケースが目立ちます。東京などでは、こういった事務所も多いので仕事を見つけやすいのではないかと思います。
四国地方の中だけで見た場合、香川県および愛媛県は比較的求人の探しやすい地域といえます。ここでは愛媛県でアルバイトを探す場合に知っておきたいことを説明します。
まず、接客・サービス関係の仕事をやりたい場合は松山市が最も探しやすいでしょう。松山市は愛媛県の県庁所在地であり、商業の中心地でもあります。松山駅および松山市駅の周辺にはデパートや百貨店をはじめ多くの商業施設が立ち並んでいます。販売や飲食の仕事は探しやすいでしょう。
また、松山市はオフィスワークの求人も豊富にあります。特に多いのがコールセンターの仕事のです。松山市は自治体をあげてIT企業やコールセンターの誘致を行っており、その成果が出始めているようです。オペレーターなどの仕事は始めやすいでしょう。
最後は観光関連の仕事です。松山城や道後温泉など多くの観光名所（愛媛おすすめの観光名所）があり、観光に関連する旅館・ホテルのスタッフや観光地での売店・飲食店のスタッフといった仕事が可能です。季節によっては短期で住み込み形式で募集することもあるので、県外に住んでいる人でも出来る場合もあります。
アルバイトであれば、一年中いつでも始めることが出来ると思っている人もいるかもしれませんが、季節、時期によっても探しやすいときと、そうでないときがあります。求人の数というのは大きく推移します。
海水浴場の仕事やスキー場の仕事であれば、季節限定でしか出来ないので、時期によって求人の数に偏りが出来るのは当然のことですが、一般的な接客・サービス系の仕事であっても求人の数は推移します。
ほとんどの職種でそうなのですが、やはり一番求人が多いのは、春先です。特に学生のアルバイトスタッフが多い職種の場合は、卒業に伴ってバイトを辞めていくスタッフが増えるため、辞めたスタッフの分を補充するために募集するので、求人が多くなります。
また、季節によって繁忙期のある仕事も時期によって求人の数が大きく推移します。例えば、引越しやクリーニング店のスタッフといった仕事は春先に繁忙期を迎えるため、春先に短期での募集が急増する傾向にあります。
どんな職種が、いつ求人が増えるのかを把握しておけば、バイト探しがさらに楽になるかもしれません。
アルバイトにおいては、履歴書はサラッと書いてしまって提出している人がいるかもしれませんが、バイトといっても油断は禁物です。履歴書が原因で採用を落とされるということは滅多にないのですが、絶対ではありません。ここでは、履歴書の書き方で注意しておきたいことを説明します。
まずは、証明写真です。アルバイトの証明写真の服装は迷うところではありますが、基本的には仕事の職種によって使い分けるといいでしょう。事務や営業のように勤務中にスーツを着用する仕事であれば、写真もスーツで。スーツを着用しない仕事であれば私服で、といった判断でいいと思います。
履歴書の中で最も大切なのはやはり志望動機です。バイトの場合は特に志望動機は困るかもしれませんが、面接でも突っ込まれるところではあるので、しっかりと時間をかけて書いた方がいいでしょう。接客・サービス系の仕事であれば、より重要となります。
あとは基本をおさえるという点です。修正液を使用しない、誤字・脱字のチェックなど、ごく当たり前のことは最低限確認しておくようにしましょう。
四国地方でアルバイトの求人を探す場合の注意点や効率よく求人を探す方法について説明していきます。四国全体としては、求人が非常に少ない地域ですので簡単にアルバイトを見つけることは難しいでしょう。
冒頭で全体的に求人が少ないと書きましたが、そんな中でも比較的求人が探しやすい地域が、愛媛県の松山市と香川県の高松市です。商業施設なども多く、販売やサービス、飲食系のアルバイトが探しやすいのではないかと思います。
特に高松市は、香川県の県庁所在地というだけでなく四国地方の中心的な都市です。四国に進出する企業が高松に拠点を構えるというケースは珍しくないため、オフィスワークなどの求人も見つけやすくなっています。
また、四国は観光地としても有名です（四国おすすめの観光名所）。丸亀城や松山城といったお城から四万十川、鳴門の渦潮といった自然観光地まで、様々なタイプの観光スポットがあり、多くの観光客が訪れます。観光地でのホテルや旅館のスタッフといった求人もおすすめです。
パン屋さんやケーキ屋さんの店員のアルバイトというのは、フード業界の中でも人気がありスタッフ募集を行うとすぐに応募が殺到するような仕事でもあります。ただ、地域によってパン屋さんの店舗の数自体に大きな開きがあるので、求人を探しやすい地域とそうでない地域との差が顕著となっています。
例えば、東京や神奈川のように都市部であればパン屋さんの数も多いので、求人も探しやすいでしょう（東京のパン屋のアルバイト）。特に東京の山手線圏内であれば駅周辺に必ずと言っていいほどパン屋やケーキ屋さんを見つけることが出来ると思います。もちろん、全ての都市で募集している訳ではありませんが、求人を探しやすいことは確かです。
逆に地方の場合はパン屋さん自体の店舗数が非常に少ないため、バイト探しも困難も極めます。つくば市のように何故か市内にパン屋さんが多い都市もありますが、通常地方都市の場合はターミナル駅周辺ぐらいしか見つけることは出来ないでしょう。
ちなみにパン屋さんやケーキ屋さんの仕事は思った以上に重労働になります。レジ業務や焼きあがったパンを陳列するような仕事を延々とこなしていく必要があるためです。
以前の記事、「アルバイトの採用試験」でも書いたように、バイトを始めるためにはどんな仕事においても、面接と履歴書審査をパスしなくてはいけません（面接・履歴書なしというアルバイトも一部にありますが、ここでは考えません）。
では、どういった人が採用されるのでしょうか？また、どうすれば採用されるのでしょうか？
面接を受けた企業（お店）の求める人材であるというが選考理由の一つになることもあるでしょうが、アルバイトの場合はもっと大切なことがあります。
それは、勤務日や勤務出来る時間です。バイトの場合はフルタイムで週５回勤務という形よりも、シフトで勤務に入ることの方が多いでしょう。お店側・企業側が入って欲しい時間帯や曜日に、応募者が入れるかどうかが採用に大きく影響してきます。特に飲食店などの場合は土日に勤務出来る人はより採用されやすくなるようです。
なお、だからと言って面接でウソをつくのは辞めましょう。お店の希望する時間帯・曜日に勤務出来ない場合は正直にそのことを伝えるべきです。
アルバイトの中には、長時間屋外で行うものもあります。屋外での作業の場合は気候や天候の影響を受けやすいので、屋内作業とは違った対策も必要になってきます。屋外でのバイトには、ティッシュ配りやポスティング、交通量調査、配達などなど様々な仕事があります。
まず、冬場に長時間屋外で作業をしなくてはいけない場合は寒さ対策は必須となります。例えば、こうつ量調査やプラカード持ちのように体を動かさずに同じ場所にいなくてはいけない仕事は体が冷えやすいのでカイロを用意しておくなどの対策は必須となります。
以外に対策を忘れがちなのが、車の排気ガス対策です。道路脇で長時間作業をする場合は喉をやられることもあるので、マスクを用意したり、喉飴を用意するなどして、喉をいたわってあげましょう。
屋外での作業の場合は、雨もいやですね。長時間雨に打たれることは想像以上に体力を奪われます。雨天時に中止にあるアルバイトもありますが、サッカーの試合のイベントスタッフのように雨の中でも行われるものが大半です。